社会貢献
30代後半から自分のビジョン実現の為に起業する気持ち
が強くなり、2011年2月に起業しました。
前年の2010年に、起業準備期間を設けるため、前職を
2010年2月末に退職。
法人登記した日は、2011年2月25日の自分の誕生日です。
当日は大安◎、快晴☀。
とても晴れ晴れとした気持ちで渋谷法務局に出向いた
ことをおぼえています。
その、僅か2週間後に、未曾有の大震災が発生。
3.11 14:46 震災発生時間は、東京のオフィスで仕事中で、
今まで経験したことのない大きな揺れに恐怖を感じながら、
頭の中では、起業した意味をずっと考えていました。
1000年に一度のM9の超巨大地震と超巨大津波で尊い多くの命が
奪われ、その後も大きな余震が続き、(当時の政府は収束宣言を
しましたが)原発が収束し ない状況で、不安な気持ちが先行し、
何故、この国難ともいえる時代に起業したのか?
の疑問文が、ネガティブな意味も含めて僕の心の中をずっと支配
していま した。
考えに考え抜いて、自分なりに出した答えは、自分は産声をあげた
ばかりではあるが、起業家である。
自分の努力によって事業を大きく成長できる環境が
与えられている。
ならば、有事の今、国、社会に貢献する力を持つこと
が必要であり、事業を成長させて社会に貢献すること
が重要であること。
しかし、起業したばかりの弊社は、無力で、
少額の支援金を被災地へ送ることしかできません。
一方でハード、ソフト両面で圧倒的な支援をする企業、
そしてその企業の経営者。
彼らのように、有事の際、国や社会を強力に支援する力
を持つことがどれほど重要であるか。
彼らに一歩でも近づきたい。
国難の時代に、国、社会の役に立ちたい。
この思いは、3.11以降、私の心に強く刻まれました。