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ブログ

天国から地獄

米国IT系ベンチャー企業の話しです。

 

 

 

 

米国のベンチャー企業の

スタートアップから急激な成長、

そして突然の終焉までの実話です。

 

 

久しぶりに見ましたが実におもしろい。

 

 

 


 

 

 

 

話はITバブル時代の1998年。

 

1時間で配達業務をこなすオンライン

ビジネスのベンチャー企業が

産声をあげます。

 

 

 

 

 

創業者の2人は、

一流企業ゴールドマンサックスの

インベストバンカー。

 

 

 

 

 

ゴールドマンサックスを3年で

飛び出して少ない資金と豊富なアイディアで

「Kozmo.com」(以下、コズモ)

創設します。

 

 

 

 

 

従業員10人ほどでスタートアップ。

 

それが、わずか1年間で3000人を

雇用する大企業へと成長。

 

 

 

 

同社のビジネスモデルはそれなりに

秀悦でした。

 

 

 

・利用者がネット経由で注文 

→ コズモ配達員が1時間以内に配達

 

・コズモは提携する企業の商品を代行購入して配達

 

・コズモの収益は販売額に対する手数料

 

 

 

所謂日本的に解釈すると「ご用聞き」。

 

 

 

 

 

当時の提携企業は、

スターバックス・コーヒー、

アイスクリームチェーンのハーゲン・ダッツ。

大手スーパーマーケットやレンタルビデオ店、

ファーストフードチェーン、

有名ピザ店等々。

 

 

 

 

 

当時は、ITバブルです。

.comと謳っただけで市場から

注目される時代です。

 

 

 

 

スターバックスと業務提携を結び、

大々的なプロモーション。

 

Amazon.comから数億ドル規模の

投資を受けて絶頂期。

 

 

 

 

さあ、いよいよIPO!

 

 

 

創業者が、

コズモのIPO前夜パーティで

 

 

「I~ P~ O~ OOOO~!」

と大絶叫。

 

 

 

 

その矢先の2000年4月、

突然の株式マーケット崩壊。

ITバブル崩壊です。

 

 

 

 

 

当時米国のIT企業で働いていたので

市場の動きはよく憶えています。

 

 

 

 

 

僕がお世話になっていた企業は、

ITバブル崩壊後も業績が堅調

だったのですが、

IT企業という括りで市場に低評価

されていました。

 

 

 

 

結局、

ITバブル崩壊でドットコム企業は

成長(売上)から利益に評価指標が

変わってしまい、

赤字続きで黒字化の見込みがない

企業は次々と市場から退場

させられていました。

 

 

 

 

コズモ幹部社員のコメントが

当時のドットコム企業の本質を

捉えています。

 

 

 

 

 

「僕達もずっとコズモを成長させる

気はなかった」

「IPOで一攫千金」

「その後は、高く買ってくれる企業

に売り渡すことだけをゴールに

考えていた」

 

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