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ブログ

カツラの恥ずかしい失敗談

私の毛髪製品使用歴は、30年以上です

失敗談は山ほどあります。

 

 

今回は、某総合病院での恥ずかしい

体験談をお届けします。

 

 

1995年のことです。

 

 

春一番が吹き荒れた頃、不注意から、

怪我した側頭部が腫れはじめて、

見た目にも腫れ具合が見えるようになり、

通院をしたときの話です。

 

 

その日は、勤務先から近い某総合病院の

皮膚科で受診することになりました。

 

 

医師の触診の後、

 

 

「もしかすると骨に異常があるかも

しれません、念のため、レントゲンを

撮りましょう」

 

 

 

当時は、金具(ピン)留めでカツラを装着

していましたので、

 

 

えっ!レントゲン?

金具が写ってしまうのでは・・・

どうしよう?

 

 

心臓がドキドキバクバクしながら

レントゲン検査室へ。

 

 

テキパキと撮影準備をする

放射線技術者の前で、

 

 

「実は、カツラを着けています・・・」

 

 

とは言えず、

そのまま撮影することになりました。

 

 

透過しとるやろう・・・

祈りにも似た気持ちを持って

皮膚科診察室へ戻りました。

 

 

すると、

看護師の皆さんの様子がおかしい。

 

 

全員何かをこらえたように、

歯を食いしばり、肩が小刻みに

震えています。

 

 

(私の心の声)何やねん?

 

 

看護師さんは、笑いをこらえて

 

 

「お、お、お、部屋にぃ、

どどうぞう」

 

 

診療科部屋に入るなり

 

 

すぐに、理由が分かりました。

 

 

見せられたレントゲン写真には、

くっきりと金具(ピン)が、

5本写っていたのです。

 

 

医師も必死に笑いをこらえながら、

 

 

「恥ずかしがらずに、

外せばよかったのに(苦笑)」

 

 

「最初見たとき、何か埋め込んで

いるのかと思ったよ」

 

 

そして、骨には異常がないことを

告げられて塗り薬を処方されました。

 

 

笑いを必死に我慢している看護師の

皆さんを横目に全速力で逃げるように

診察室を後にしたことを今でも

ハッキリと覚えています。

 

 

この日以来、

この病院には通っていません。

僕の中で出入り禁止にしています。

 

 

今思い出しても汗が噴き出る

恥ずかしい思い出です。

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