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今から15年近く前のドキュメンタリー作品です

 

 

米国のベンチャー企業のスタートアップから急激な成長、

そして突然の終焉までの実話で久しぶりに見ましたが

実におもしろい。

 

 


 

 

 

話はITバブル時代の1998年。

1時間で配達業務をこなすオンラインビジネスベンチャー

が産声をあげます。


 

創業者の2人は、一流企業のゴールドマンサックスの

インベストバンカー。


 

 

ゴールドマンサックスを3年で飛び出して少ない資金と

豊富なアイディアで「Kozmo.com」(以下、コズモ)

を創設します。

 

 

従業員10人ほどでスタートアップ。

それが、わずか1年間で3000人を雇用する大企業へと成長。

 

 

同社のビジネスモデルはそれなりに秀悦でした。

 

 

・利用者がネット経由で注文 → コズモ配達員が1時間以内に配達

・コズモは提携する企業の商品を代行購入して配達

・コズモの収益は販売額に対する手数料

 

 


所謂日本的に解釈すると「ご用聞き」。

 

 

当時の提携企業は、

スターバックス・コーヒー、アイスクリームチェーンのハーゲン・ダッツ。

大手スーパーマーケットやレンタルビデオ店。ファーストフードチェーン、

有名ピザ店等々。

 

 

ITバブル、.comと謳っただけで市場から注目される時代です。

 

 

スターバックスと業務提携を結び、大々的なプロモーション。

Amazon.comから数億ドル規模の投資を受けて絶頂期。

 

 

さあ、いよいよIPO!

 

 

創業者が、コズモのIPO前夜パーティで

 

 

「I~ P~ O~ OOOO~!」

と大絶叫。

 

 

その矢先の2000年4月、突然の株式マーケット崩壊。

所謂ITバブル崩壊です。

 

 

僕は、当時米国のIT企業で働いていたので当時の市場の動きは

いまでもよく憶えています。

 

 

僕がお世話になっていた企業は、ITバブル崩壊後も業績が

堅調だったのですが、IT企業という括りで市場に評価

されてしまっていました。

 

 

結局、ITバブル崩壊でドットコム企業は

突然、成長(売上)から利益に評価指標が変わってしまい

赤字続きで黒字化の見込みがない企業は次々と市場から

追い出されていました。

 

 

コズモの幹部社員のコメントが当時のドットコム企業の

本質を捉えています。

 

 

「僕達もずっとコズモを成長させる気はなかった。

IPOで一攫千金。その後は、高く買ってくれる企業

に売り渡すことを考えていた」

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