青島出張記
- 投稿日:2016年08月12日
- 作成者:
- カテゴリ:出張
中国の青島(チンタオ)にお客様をお連れしました。
成田からのANA直行便で2時間半。
機内食をいただいて少し仮眠したら青島到着です。
出発した日は8月9日。旧暦の7月7日では中国での七夕にあたります。
この日は、男性から女性へバラの花を送る習慣があって、青島でもバラの花を
持った女性を見かけました。所謂逆バレンタインデーです。
カップル限定の特別メニューを用意しているお店も多くあります。
初日は、1社訪問。工場見学からオフィスでの商談
こちらの会社には、数種類のオリジナルウィッグ開発をお願いしています。
開発力が高くて、品質面が安定しているので弊社がもっとも信頼している
製造パートナさんです。
ディナーは宿泊先ホテル内の中華料理を楽しませていただきました。
普段、アルコールはほとんど飲みませんが、この日は折角だから青島ビール
をいただきました。アルコールに弱い僕にも優しいビールです。
二日目は、午前中1社訪問
新規に取引をする会社です。以前から弊社を担当してくれていた方との再会
10:00からはじまった打ち合わせはあっという間に2時間経過。
量質ともに濃い打ち合わせができました。
打ち合わせのランチは海鮮料理。
点心の餃子がビックサイズで一見すると肉まんに見えます。
そして昼から青島ビール。アルコールが飲めないはずがこのビールは旨い。
二日目の午後は、午前中の打ち合わせが盛り上がってしまい、定刻時間に間に合わず、
訪問先企業をおまたせしてしまいました。
こちらの企業は、前回(今年の3月)訪問時から取引しています。オフィスで
打ち合わせ後に工場見学。今回はサンプルウィッグ製作過程をすべて見せて
細かく説明していただきました。
訪問したすべてのパートナー会社はとても丁寧で優しく、本当に良い製品
を作ろうとする意志が強いです。
夜は海鮮料理です。出てくる料理の量が毎回半端なく多くてとても食べきれません。
それでもどの料理も美味しくて美味しくて。
宿泊先ホテルに送り届けていただき、部屋でリオ・オリンピックを見ながら残務処理。
中国でもアイドル並みに人気にある卓球の愛ちゃんがもう一歩でメダルに届かず惜しかった。
翌日の午後一番の飛行機で帰国しました。
今回は、弊社のお客様もとてもご満足いただけました。一般的にはお客様同行で
工場見学することはあまりありません。何故なら工場とコンタクトすることが可能
になるので余計なトラブルが起こるからです(ユーザさんが直接工場と交渉する等)
しかし、実際の毛髪製品会社を見ていただき、そこの社員さんとコミュニケーション
を取っていただくことは大切なことでウィッグについての理解度が変わります。
また、弊社のような卸業では高いマージンを取っていないこと、工場側も卸業向け価格と
ユーザ向け価格は、ボリュームの違いから異なりますので、ユーザさんが直接工場と取引
しても期待するほどのコスト削減はできないのです。
工場へは前金、配送料、関税、開発依頼、トラブル対応を考慮するとユーザさんが工場と
直取引はリスクが大きいのです。
過去、一度だけ工場へ直接コンタクトして直取引をされた方がいました。結局、弊社から
仕入れるよりも卸単価アップ、支払い条件(全額前金)、個々の細かい修正依頼対応に
苦慮されてビジネス収益性が悪化し、改めて弊社との取引を希望をされましたが丁重に
お断りしました。やはり信頼関係が保てない方との取引はできません。
今回で4度目の青島ですが、何時来ても青島の人たちは優しくて親切です。
我想生活在青岛。