爪痕ひとつ残せなかった記憶
- 投稿日:2014年07月31日
- 作成者:
- カテゴリ:失敗談
何一つ仕事ができなかった1年間。
本日、通っている空手道場の稽古後、遅めのタンチタイム
に僕が39歳から1年間ほど在籍した会社の知り合いと食事を
しました。
僕は、起業するまで一貫してIT業界で働いてきました。
20代は、汎用コンピュータのシステムエンジニア、
30歳から外資系IT企業の法人営業。
39歳のときに転職した会社。IT業界のトップ企業です。
当時は、その会社で働けることに無常の喜びを感じて
いました。
なんとも浅はかで情けない話ですが、当時は入社した
ことで満足していました。
当然ながらそんな気持ちでうまくいくはずもなく
僕は体調を崩すこともあって何一つ結果を残せない
まま、その会社を退職しました。
まさに、席を置いていただけの1年間。爪痕ひとつ
残せずに過ごした1年間。
その当時の僕を知る人との再会でした。
改めて何一つ結果を残せなかった会社への申し訳ない
気持ちと何もできなかった情けない記憶が蘇ってきました。
二度とあのような結果を残してはいけないと
心に楔を打たれた日になりました。